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野田川のホタル

野田川に生息するホタルの種類は、ゲンジボタルです。日本に10種類以上いるホタルの中で、一番多い種類で、日本各地で見ることができます。

一番大きく、光りも明るいことから人気のあるホタルです。

また、ゲンジボタルの成虫は、10日から2週間ほどしか生きられないといわれています。なので、光を点滅させながら夜に舞う期間が限られているのですね。



野田川の水はアルカリ性

野田川は、堤の水を中心に山水として流れており、水質はアルカリ性です。ホタルの幼虫や、水だけで生きていく成虫は、このアルカリ性の水を好むといわれており、川ニナの生息とともに、野田川はホタルの生息に適した水環境といえるでしょう。

野田川を潤してくれる堤

ホタルが舞う野田川は、上流にある堤からの溢水(いっすい)が一定の川の流れを保ってくれています。雨が降ったり、暫く雨が降らない時期などにより、水かさの変動はありますが、堤の水が安定した水を供給してくれているのです。

また山口地区の堤は、カモや鵜など、野鳥の姿が観られる場所でもあります。冬場から3月にかけては、かわいい小ガモを連れたカモの家族を観ることもできますよ!


野田川のホタルが多く観られるスポット

野田川のホタルは、主に以下の2ヶ所の観賞ポイントで楽しむことができます。

ほたる橋周辺のAポイント
守る会の長岡さん自宅近くにあるほたる橋周辺です。野田川のホタル養育に取り組んだ場所であり、ほたるの幼虫の餌となる川ニナを多く育て、放流することでその数が増えていきました。

ただ、2015年に付近の草を刈り取ったことで、幼虫のすみかを奪うカタチとなり、一時と比べその数は減っています。

ビニールハウス裏のBポイント
2016年より急激にホタルの数が増えているのが、ほたる橋より下流にあるビニールハウス裏付近のスポットです。このポイントは、ビニールハウス裏土手の草などがそのままにされており、幼虫のすみかとして適していたこと。そして、バイパスとなる水路を設けていることで川の流れが緩やかなことも幼虫が住む最適な環境となっているようです

観賞ポイントへのアクセスなどは → アクセスのページ

野田川のホタルが舞う期間は長い?

ゲンジボタルは、成虫になってからの寿命が通常2週間前後といわれています。野田川のゲンジボタルは、さなぎから成虫になる期間のずれもあることから長くて3週間ほど、その群舞を楽しむことができるんです。

通常は、5月の第3~4週末まではその姿を観ることができるようになっています。野田川の自然環境が適しているのか、長生きするホタルもいるかもしれませんね。

ホタルへの危機が

昭和30年代後半から40年代(1960~70年代)の高度成長期に入り、農作業の効率化を図るため、雑草駆除に水田用除草剤としてPCBが全国で大量に使用されました。PCBはカネミ油症事件などでお分かりのように、その毒性により人体にも大きな影響を及ぼすものです。

その結果土壌が変質し、タニシやメダカなど、田んぼにいた生物が死滅していったのです。野田川もその影響を受け、田んぼから汚染された水が川に流れ込み、川の生物がいなくなった歴史がありました。

そして10年以上の年月を経て、ようやく元の姿を取り戻し、川ニナなどの生物が住む川へと生まれ変わったのです。

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